今度は Anonymous内部で抗争勃発?

先週、元Anonymousのメンバーらによるスタートアップ backtrace securityが、現在 Anonymousで活動中のメンバーに関する情報を公開すると予告した。
(参考)Ex-Anonymous Hackers Plan To Out Group’s Members (Forbes)


そして今週になって予告通りに 2つのファイルが公開された。ファイルの内容は以下の通り。

  1. 70人以上の Anonymousメンバーのハンドル名、実名、出身地、TwitterFacebookアカウント名、などの個人情報
  2. 先月起きた HBGary事件の時の Anonymousメンバーによる IRCのログ

これらのファイルは複数のファイル共有サービスを利用して配布されており、誰でも入手可能な状態になっている。


一方、この動きに対して怒った Anonymousはすぐさま反撃を開始。Twitterなどを使って、逆に backtraceメンバーの個人情報を暴露しはじめた。(ハッシュタグ #backtracesecurity で検索すると多数見つかる)
お互いに公開された情報は事実ではないなどと語っているらしく、内容について真偽の程は定かではない。が、Anonymousは違法な活動に携わっていることが確実なので、今回の情報暴露合戦をきっかけにして、メンバー逮捕などの動きにつながる可能性がある。今後も要注目。


(元記事)Anonymous And Ex-Anonymous Hackers Wage A War Of Identification (Forbes)