GTDをはじめてみる〜その4〜

前回の続き。「次のアクションは何か?」という質問について考えると、必然的に次の2つの選択肢がある。

  • (今は)アクションを必要としないもの
  • アクションを必要とするもの
アクションを必要としない場合

さらに次の3つの選択肢からどれにするか検討する。

  1. なにもしないでゴミ箱行き
  2. いつかやる
  3. あとで参照する

気にはなったのでIn-basketにいれたものの、何もしないことに決めたらゴミ箱にいれてきれいさっぱり忘れてしまおう。
今はやらないけどいつかやりたいなぁというものは次のフェーズ(Organizing)で整理するので、とりあえずペンディングリストに入れておく。
そしてアクションは必要としないものの、あとで参照するような資料なんかはファイリングシステムで管理する。

アクションを必要とする場合

さらに2つの質問について考える。

  • 「2分以内に実行できるか?」
  • 「自分でやるのが適切か?」

2分以内(2分というのは一つの目安なので、人によって違う)に実行できるのであればすぐにやってしまう。2分以内に実行するのは無理で、自分以外の誰かにまかせたほうがいいものは適切な人に依頼してしまう。2分以上かかり、しかも自分でやるのが最も適切なものは、次のフェーズで整理するのでこれまたペンディングリストに入れておく。


さてここまでのフェーズをやってみてわかったのだが、意外にも最初の収集フェーズよりこの処理フェーズのほうが時間がかかる。一つ一つの気になることについて、「次のアクションは何か?」ということをうんうん考えているとかなり大変だ。収集フェーズの倍以上の時間がかかったような気がする。


次のフェーズへと続く...