第二領域 ☆☆☆☆☆

<事実>
月に多いときで10冊程度の本を読んでいるものの、中には買ったまま手付かずでなかなか読めない本がある。<気づき>
主な理由は次の2つ。

  1. 後からもっと面白そうな本を買ってしまいそちらを先に読んでいるうちに読む機会を失う
  2. ぜひ読む必要があると思って買ったのだが、内容が高度に専門的かまたは専門外の内容で読み進めるのに困難が伴うため、ついつい避けてしまう

このうち1番目の理由で読めない本はそのうち優先順位があがってきて読むことになるのであまり問題じゃない。2番目の理由はちょっと問題あり。なぜなら自分の今後の成長にとって重要だと考えて買っているのに、読むのにパワーがいるのでついつい逃げているからだ。主に仕事関係で身につけたいと考えている技術領域の解説書とかが該当している。<教訓>
効果的な自己管理のためには意識して「緊急ではないが重要な事柄」に自らを集中させる必要がある。<宣言>
私は自分にとって何が重要なのかを意識してそれを優先することのできる自己管理の達人です。


第二領域というのは「7つの習慣」にでてくる時間管理のマトリックスの話。緊急度と重要度の2つの軸によって自分の活動を4つの領域にわけて考えようというものだ。効果的な自己管理にとって重要なのは第二領域(緊急ではないが重要な事柄)に集中することだと述べられている。またそこではP.F.ドラッカーの「大きな成果を出す人は、問題に集中するのではなく、機会に集中している」という言葉が紹介されている。

この本はもう何年も前に読んだのだけど今でも時々読み返す。自分にとって大きな影響を及ぼした本だ。でもこうして考えてみるとなかなか実践できていないことに気づかされる。どうしても目の前の問題にばかり気をとられてしまいがちだ。第二領域に集中するためには自分にとっての優先順位、つまり本当に大切なことはなんなのかを常に意識しておく必要がある。この機会に改めてじっくり考えてみようと思う。

☆☆☆☆☆

7つの習慣-成功には原則があった!

7つの習慣-成功には原則があった!