DEFT Linuxがいい感じ

Pen-Test用の LiveCDの定番といえば BackTrack、そして Forensics用の LiveCDといえば Helix・・・でした。昨年までは。

2008年までは無償で使えた Helixですが、e-fenseの方針が変わって2009年からはフォーラム登録ユーザ(有償)のみがダウンロードできるようになりました。で、いくつか代替ツールを探していたのですが、現時点では DEFT Linuxが最も使えそうという結論に落ち着きました。

Windows用のGUIである DEFT Extraを起動すると、次の 6つのタブが表示されます。

  • System Information
  • Live Acquisition
  • Forensics Tool
  • Browse Contents
  • Scan for Pictures
  • Utility Tool

どちらがマネしたのか知りませんが、Helixの GUIに中身がそっくりです。もっとも利用できるツールは DEFTのほうが多いですね。




以下、他にざっと使ってみたものについてもメモっておきます。

◎ DEFT Linux

○ Digital Forensic Live CD (DFLCD)


○ CAINE Live CD


△ FCCU GNU/Linux

△ PlainSight

ちなみに、Helixがその後どうなったのか興味があったので、有償の登録ユーザになって最新版(Helix3 2009R1)を使ってみましたが、無償で使えた最後の2008R1と比較してあまり変化はなく、これなら無償で使える DEFT Linuxで十分だと思いました。まあ今後の更新に期待といったところです。
(もっとも登録すると Helix3 Proも使えるようになるので、有償の登録ユーザになる価値がないわけじゃありません。)