Secunia PSIが便利すぎる

以前のエントリでSecuniaが提供しているアプリケーションの脆弱性チェックツールPSI(Personal Software Inspector)について書いた。そのときに書いた内容がちょっと間違っていたので訂正。

F-Secureのヘルスチェックでは黄色信号になっていて、安全ではないアプリケーションが2つあると報告されている(PSIでは142のアプリ全てOK)。これはチェックしたPC上でベンダーサポートの切れたPersonal Firewallを使用しているのと、AntiVirusソフトのバージョンが少し古いため。PSIは特にチェックしていないようだ。

「PSIは特にチェックしていないようだ」は間違い。ちゃんとチェックしてた。でも表示してなかっただけ。実はよくよく見たら、設定画面(Settingsタブ)の中に、「Show only "Easy-to-Patch" programs」というチェックボックスがあった。これはデフォルトでチェックされていて有効になっている。これを無効にすることで、簡単に対策できないアプリケーションについても表示されるようになった。具体的には上であげていたAntiVirusソフトなど。


それにしてもこのPSIは本当に便利。対応しているアプリケーションの数は多いし、常駐させておけばアプリケーションの変化も監視してくれる。問題のあるアプリケーションが見つかれば、ボタンひとつでパッチや更新されたバージョンがダウンロードできる。それとまだRC1だけど、Version 0.9.0.1にあがって、以前より格段に安定して動作するようになった。素晴らしい。