頭がいい人、悪い人の仕事術 (評価☆3)

レビュー

これまたタイトルがよくない。「頭がいいか悪いか」など関係なく、内容はタイム・マネジメントに関する本。原著のタイトルは "TIME POWER: A Proven System for Getting More Done in Less Time Than You Ever Thought Possible." ブライアン・トレーシーのベストセラーなのだが、仕事術に関する似たような本を読んだあとだとあまり新鮮味がなかった。もちろん内容はとても素晴しい。

メモ

  • 7つの無駄な時間を減らすこと
    1. 電話
    2. 急な来客
    3. 会議
    4. 事故への対応
    5. 先延ばし
    6. 人づきあい
    7. 優柔不断
  • 人間は「選択する生きもの」である。ほんとうに重要なのは何かを考えること。「80対20の法則」(パレートの法則)を生活全般に適用すること。
  • 「急ぎ」と「重要」を必ず区別することが大切。
  • 優先順位はABCDEリストでつける。
    • Aリスト:非常に重要な課題。やらないと重大な影響があるもの。
    • Bリスト:やるべき課題。するかしないかで多少の影響がでるもの。
    • Cリスト:したほうがいい課題。してもしなくても影響のないもの。
    • Dリスト:委任(Delegate)のD。他人にまかせられるか考えるべきもの。
    • Eリスト:除外(Eliminate)のE。全く影響を及ぼさない小さな課題は除外する。
  • すべての仕事の意義は、「付加価値をつける」ことにある。
  • 時間は、自分の人生そのものである。
  • よい仕事習慣の基礎は、「焦点」と「集中」である。
    • もっとも重要な目標を実現するために、最優先でやらなければならないことは何か。そこに焦点をあてる。
    • 集中とは、ある課題を100%完了するまで、現在地点から目標地点までよそ見をしたり脇道にそれたりせず、まっすぐに進むこと。


頭がいい人、悪い人の仕事術

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