「超」手帳法 (評価☆4)

レビュー

久々に読んだ野口先生の本。超整理法のブームの時に読んで以来。超整理手帳を使おうとは思わないが、考え方自体はとても参考になる。また紹介されていたオンラインリフィルは結構便利。「Moura」(http://moura.jp/)や「野口悠紀雄Online」(http://www.noguchi.co.jp/ )を参照。

メモ
  • 多くの人は、「これからの10年間」をただ漠然と考えている。しかし「10年カレンダー」をつけてみると、それを「各時点の家族構成」という形で具体的に把握することができる。つまり、10年間を視覚的に「見る」ことができる。
  • 「プランニング・プログラミング・アクション・システム」‥「計画」を「プラン」(戦略的目標)と「プログラム」(行動計画)に区別すること。前者は目的・目標であり、後者は手段・行動である。そして、プランを年(または数ヶ月)に、プログラムを週に、それぞれ対応させる。これに1日の行動計画(アクション)を加えて時間管理を行う。
  • 1年程度の期間を対象として、「この期間で何を達成するか?」という戦略レベルの目標を設定するのが「プランニング」。つぎに、目標を実現してゆくための具体的な手段を計画するのが「プログラミング」。
  • ToDoリストに書き出すべきものは、「目標」そのものというようりは、それを実現するための個別的手段である。「プラン」ではなく「プログラム」。書き出すのは「非常に重要な案件」(書かなくも忘れない)と「簡単ですぐにできる案件」(書くより処理した方が早い)の中間のもの。「いまはやれないが、いずれやる必要のあるもの」
    • 準備や資料収集が必要なもの
    • 処理に時間がかかるもの
    • 一刻を争うわけではないが、ある時点までに処理すべきもの
  • デジタルカメラによるメモを活用する。

「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)

「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)